2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

 「現代<こども>暴力論」 芹沢俊介

イノセンスの概念が最後まではっきり理解できなかった。 吉本隆明もそうだけど、この年代の人が青少年問題について語るときには、まるで枯淡の仙人が下界をみてコメントしているようで、生々しい痛みに対する共感がないように感じる。30代くらいの人になると…

 「罪と罰」 ドストエフスキー (A)

この本を買うだけの金があれば、ラスコーリニコフは何ヶ月暮らせるのか、とふと思った。

 「文学部唯野教授」 筒井康隆 (B+)

こちらも試験対策に。 文芸批評の歴史を一通り解説してある。これらの批評に用いられた、現象学、記号論、構造主義、ポスト構造主義についても、簡単にではあるが解説してある。読んでもわからなかったけど。 にしても筒井さんは何でこんなに知識が豊富なの…

 「必読書150」 柄谷行人

思想・哲学の試験対策に。おかげで一問拾った。

 「量子コンピュータ」

久々のブルーバックス。 ほとんど理解不能だった。

 Maxtor4R160LOへのwin2kインストール

突然、ネット接続できなくなった。で、これを機会にOSをいれるハードディスクを変更したが、十数分で起動不能に。もう一回試すも結果は同じ。137GBの問題かと思い当たって対処したがやっぱり起動不能になる。結局、もとのディスクにインストール。都合4回のO…

ケータイカメラ

ケータイカメラで遊んでみる。 予想したよりは鮮明に写っていた。

 ガリレオの指 (B-)

進化論、分子生物学、相対論、宇宙論、抽象数学など。自然科学の最先端の10大理論を解説している。高校のころ読んだブルーバックスやNHKスペシャルとかぶっている部分が多くて、全く知らなかった部分はごく少ない。数学関連は大学の講義で吐きそうになりなが…

 戦争請負会社 (B-)

面接のネタにしようと読んだけど効果は薄かったか。 民間軍事会社の進攻を止めるために、その会社に買収をかける時代が来るかもしれない、などとところどころ面白い指摘があって損はなかった。(しかし資料的な書かれ方のせいか読んでると眠くなって困った)

 「赤と黒」 スタンダール (XB-)

サロン、頽廃、恋愛。天保元年(1830)にこんな小説が書かれてるんじゃ、日本はまだまだヨーロッパには敵わないんだろうな。

 「シンセミア」 阿部和重 (B)

作中で気の短い登場人物が相田みつをの日めくりカレンダーを便器の中に叩き付けてしまうのだが、そこで変に共感してしまった。彼の言は、虫の居所が悪いと”頑張れ”っていう単語と同じ種類の無責任さのようなものを感じてしまうんだよなあ。

 「昭和歌謡大全集」 村上龍 (A)

笑った。 「半島を出よ」にこの作品の人物が出てくるという話だったので読んだのだが、やっぱりこの人は良い。

めがね考

試験場はメガネの使用率が高い。”なりふりかまってられない”のだろうか。 最近はメガネをかけている人を街で見かけることが少なくなったようだ。特に20歳前後の女性となるとちょっと見回したぐらいではまず見つからない。帰り道に歩いた地下街で数えてみたが…