TENET

10日にイオンシネマにて

 

SFというよりも、逆行というトリック、特殊条件下でのスリラーだと思った。

 

エントロピーを持ち出して科学っぽさを演出しているけど、合理的な理論付けがない。SFらしさが感じられない。

逆再生の映像的インパクトに極振りということか。

 

とはいえ、伏線とその回収は、裏の主人公の回復・成長の物語ともからんでいて、よく出来ている。アメリカの脚本はこういうのをそつなくこなしてクオリティが高い。

 

ウォーシップ・ガール

 

 安部吉俊氏が表紙イラスト担当で、氏のTwitterで知った。

 

寡黙に働く様は修行僧であり、聖のようでもある。

集合的無意識でもないが超越的な帰るべき場所らしきものに素直に帰依する様は心に響く。

この彼こそがもっとも少女を理解しているのかもしれない。

 

SFとして新味は少ないが、キャラクターは魅力的だ。シリーズものなので今後の展開に期待したい。

 

「LGBTは生産性がない」について

いろいろな議論があった。

そもそも生産性によって人を差別するべきではないというのはその通りだろう。

 

差別というのは例えば、結婚していると税制上の優遇がある。(金融機関からの融資の審査で有利になったりする)

このような現行の結婚制度は子を持つことを前提として(期待して)子の福祉のためという側面を持つ。

だから子を儲けない前提の結婚を制度に組み込むと齟齬が出る。

 

現在の異性間の結婚制度を発展的に解消するならば、行政上の優遇措置は結婚していることに対してではなく、子に対して行うように変更するのが整合的だろう。

 

では「未婚者は生産性がない」という差別はどうなのか?

また今度書きたい。

 

 

それでもSEになりたいか

 

それでもSEになりたいか

それでもSEになりたいか

 

 2003年の初版本を処分する前にざっと見返してみる。

これまでの経験に合致する部分も多く、基本的な業態や仕事の方法論はこのころから変わっていないとも言える。

ただ、ブラックぶりは日本全体で労働環境への意識が高まった結果、わりと緩和されている。

 

特に耳の痛い話が最後にあった

 

同業種内転職バンザイ主義

本当の意味でのジックリとしてキャリアはなく、浅瀬をウロチョロしているだけ

そんな35歳を欲しがるだろうか

 

危機感を持つべきなのだろうな

いやしかし、突き詰めると、何に対して誰に対しての危機感なのか

それに、今よりマシな今ってどうやったらあり得たのか

いつもの話になるけど、必死に凌いできたというつもりだからなぁ

 

 

ヘッドホン

2005/04/16 にテックランド大村で買ってる

ATH FC7 SV 4700円

もっと安かった記憶だった

もうラバーなんかがボロボロだし、次のを何か探してみるかな

 

そのころ一時期だけ関わりがあった音楽に詳しい知人にオーディオテクニカのやつでええんやないか、みたいなことを聞いて決めた記憶がある

好青年だったがいまはどこで何をしているのだろうな