KANA-DEROネット中継

実際には14日の昼に書いている。

 

 

過去の配信に追いついてから見たかったので、3日前と、前日夜の配信を昼頃から昼食を挟んで見た。

 

開場からしばらくすると、コメントの色とサイズの話があがる。

サイズを小さくするのは合理的だと思った。

 

現地では待機BGMとしてインストがながれており、手拍子をしているとのツイートがあってうらやましい。

 

勇気ちひろの前説から中継開始。

サイリウムが青に、コメントも青になった。

 

早々にえるがゲストとして登場。

続けて静凜

開始40分、17:40くらいで休憩に。休憩10分とのことだったが、2部の開始が18:00だったので、タイムテーブルが狂ったのかと心配に。

2部の画面に移動して待っていると、17:45くらいに会場の中継が始まる。

なにか叫んでいるようだがよく聞き取れない。にじさんじ語録らしい。

 

引き続き静凜がステージへ、委員長を呼んで3人の曲。

静凜がはけて、アオハル。これは初披露らしかった。

MCなしで次の曲にいくのだが、過去の配信の一部が演出SEとしてイントロに重ねられる。

二人が生きることについて死について語っていた配信。聞いた覚えがあった。

そして始まる曲は「命に嫌われている」

この曲の公開は2017年8月だが数ヶ月前・18年の8月上旬に知って、カーオーディオなどで繰り返し聞いていた。

過去の配信で一度だけ口ずさむことがあり、彼女もこの曲を知っているということはわかっていた。この曲に共感しているのかも知れないということを考えたことがあった。

その曲が選ばれ、ここで二人が歌う。

 

曲が終わってのMCで月ノは観客にいつもどおりの挨拶を済ませる。会場も和やかな空気。

しかし去り際、笑いを収め、前から横に向き直って、樋口に向かって、そしてたった一言だけ声をかけて、走るようにしてはける。

樋口は右腕で目を覆うようにし、しばし沈黙した。

静まりかえった会場は、しかしすぐに暖かい拍手で満ちた。

二人の間にあるものが何なのだろう。どれほどのものだろう。

見た人はなにかを感じたはずだ

 

歌詞の一節

「君が生きていたならそれでいい。
 そうだ。本当はそういうことが歌いたい。」

もはや、前と同じに聞くことはできない。

強烈な文脈がインプリントされてしまった。

 

バンドメンバーの紹介の時間もあり、その紹介の言葉には確かなリスペクトがあった。

本人は楽器奏者でもある。

 

最後の曲、間奏の部分で感謝の言葉があった。

曲が終わり、バンドメンバーがはけてから、写真撮影などもあり、とはいえあまり時間をかけずに退場となった。

素で話すのが怖くて、平静さを保つ自信がなくて、間奏の部分できちんと言っておこうとしたのかも知れない。

 

ライブは成功だったのだろう。

 

曲が好きというひいきもあるだろうが「命に嫌われている」の一幕がやはり強度があった。

樋口自身に興味があり、その関係性に対する思い、他者への振る舞いに注目していることもある。

しかし、やはりなぁ、ものすごいドラマだよなぁ