リズと青い鳥
足の描写はなんだろう。
彼女たちは歩み続けている、歩みを進めている、成長し続けているという意味なのだろうか。
全力であなたのオーボエを支えるというセリフがあったが、プロポーズみたいだな、とか
大好きのハグ、は作者の実体験に基づくものなのか、フィクションなのかわからない。
Virtual Liverの女性二人が同衾配信などしているのを見ると、そういった「親密さの表現」というのは実在するのかも知れない
もう少し泣けるシナリオにもできたように思うが、これは原作に沿っているのか、監督の意図か、あるいはその両方か。
百合的な需要に応えつつ、深い関係を描こうとすると依存に近い関係性になってしまうものだ。
が、二人は依存的な関係を脱却し、自立した人間同士が互いにリスペクトと信頼と愛着をもって支え合う関係性に再接続される。
依存的な関係を避けている、越えようとしているのは「響け」シリーズと同じだ。
自分や自分と誰かとの関係を見つめ直し、自分を表現し、相手に伝え、理解を得て、相手もまた影響を受け、互いに成長してゆく。
二人の関係は未来に向かって開かれている。